山伏山

山伏山と風穴

風穴

風穴

 約220万年前から150万年前には、陸化した関田山脈や中津川・志久見川上流部で火山活動が起きます。溶岩、火砕流、火山泥流などの火山砕屑物は、今の丸山・氷山などの東頸城丘陵の山並みの頂部をつくっています。その1つである山伏山は、信濃川左岸に位置する、標高903mの釣鐘状の山です。この山はかつて大きな火山であり、最も固い山の心棒とも言える火道の部分が残っています。この山体を構成する安山岩は、魚沼層群に貫入したもので明瞭な柱状節理が形成しています。また、山体主軸に直交する横位に並ぶ板状節理を見ることができます。
 その裾野には、頸城丘陵ジオトレッキングの一つの拠点である無印良品山伏山キャンプ場があり、周囲には薬師湖や風穴を利用した養蚕卵保管施設跡などがあります。風穴は山の東側岩壁下部海抜約780mを縁取るように散在しており、養蚕卵保管施設跡はその内の北東部の風穴地にありました。今も石組みが残されていて、岩隙から盛んに冷気が吹き出しています。この養蚕卵保管施設跡は、平成24年3月29日津南町有形文化財に指定されました。
 また、この山伏山キャンプ場から少し離れたところには、かつて海だったことを示す二枚貝などの化石が堆積している地層を見ることができます。

山伏山

山伏山

よみがな
やまぶしやまとふうけつ
種別
地質
所在地

新潟県中魚沼郡津南町寺石

緯度・経度
37:01:31.566249・138:34:46.599894
アクセス
津南町役場より車で約40分
トイレ・駐車場の有無
トイレ…有 駐車場…有
備考・その他
※冬期閉鎖
連絡先
津南町観光協会 … TEL 025-765-5585
無印良品津南キャンプ場 … TEL 025-766-2860