魚野川(地質景観)

魚野川(地質景観)

魚野川

魚野川

魚野川(地質景観)

魚野川(地質景観)

 魚野川峡谷は、結東層の硬い岩石で構成され、絶壁が続きます。左岸が岩壁、右岸は原生林です。
 川沿いは、結東層の変質火山岩(グリーンタフ)でその堅い部分が大小多くの滝をつくっています。岩菅山の八合目付近から上は、板状節理のある黒色の安山岩溶岩です。この安山岩は高井火山岩類とよばれる中新世後期(約550万年前)の火山岩です。渋沢より奥の魚野川源流地域は「森林生態系保護地域」の「保存地区」になり、入山が規制されています。魚野川沿いは「保全利用地区」で面積は約1万ha、本州第2位の森林地帯となる見事な原生林です。

よみがな
うおのがわ(ちしつけいかん)
種別
地質
所在地
長野県下水内郡栄村
緯度・経度
36:48:19.503534・138:37:20.903978
アクセス
津南町役場より車で約70分
トイレ・駐車場の有無
トイレ…無 駐車場…無
備考・その他
連絡先
栄村役場秋山支所 … TEL 025-767-2202

●サイト名となっている魚野川について
『栄村史』(S39)ほか書籍記述などから、切明地区において「雑魚川」と「魚野川」が合流して中津川となると読める。これは『栄村史』P.875の「下高井郡山ノ内町と同郡堺村との境界決定図(S31)」によっても、歴史的に「切明」より「中津川」となるとみなされていた。これによって切明以南を魚野川とみなし当ジオサイト名称を設定した。しかし、国土地理院5万図『岩菅山』H12や『栄村管内図』H19における河川名記載には、「切明」~「渋沢ダム」付近までを中津川としており、渋沢ダム付近において、赤石山や寺子屋峰付近を源流とする「魚野川」と野反湖を源流とする「千沢」とが合わさって「中津川」となっている。