鳥甲山

鳥甲山

鳥甲山

鳥甲山

冬の鳥甲山

冬の鳥甲山

 鳥甲山は、標高2,037mの火山です。中新世の堆積岩・石英閃緑岩類を土台としておよそ77万年前頃に形成された開析の進んだ複式成層火山であり、布岩山—鳥甲山—剃刀岩—白倉山の連山を含んで「鳥甲火山」と総称します。3回の火山活動期が知られており、中津川上流の屋敷や切明、その支流の雑魚川沿いには、鳥甲火山の噴出物が広く分布し、布岩山には見事な柱状節理が観察できます。雑魚川沿いの鳥甲山麓にはカルデラをつくる大爆発が起こり、軽石流堆積物やカルデラ湖にたまった泥灰岩が見られます。また、火砕流が中津川に流れ込み、火山体の崩壊による土石流が何回も信濃川を下り、その一部は十日町市まで達しています。岩石は、ソレイアイト系列の岩石を伴うカルクアルカリ系列の輝石安山岩類からなり、黒雲母角閃デイサイト質の溶結凝灰岩を産します。また、赤倉山には著しい硫気変質帯が見られます。
 古くは赤倉山と呼ばれ、鈴木牧之は、その山体を総称して「赤倉山」と呼び、あえて赤茶色で表現しています。牧之が描いた赤倉山には、五ヶ所の主峰とその前後の小峰が複数描かれており、これらを指して「十三万仏山」とも呼んでいると記され赤倉山の各峰を十三仏に見たてて信仰していたことが伺えます。
 また、幕末に秋山郷を訪れた佐久間象山によれば、石鉾岩と称していた主峰が善光寺地震で崩落したといいます。

よみがな
とりかぶとやま
種別
地質
所在地
長野県下水内郡栄村
緯度・経度
36:50:20.868636・138:35:02.513294
アクセス
津南町役場より車で約60分
(ビューポイント:のよさの里まで)
トイレ・駐車場の有無
トイレ…有 駐車場…有
(トイレ・駐車場は、のよさの里にあります)
備考・その他
日本二百名山
連絡先
栄村役場秋山支所  …  TEL 025-767-2202
牧之の宿・のよさの里 … TEL 025-767-2345