石器として利用された岩の露頭

石器として利用された岩の露頭

石器として利用された岩の露頭

石器として利用された岩の露頭

 約150万年前〜100万年前、関田山脈周辺で始まった火山活動により、毛無山の噴出物が古信濃川に流れ込みました。これらの溶岩の中には、無斑晶ガラス質安山岩と呼ばれる黒く光る岩石が含まれ、一部は志久見川沿岸で露頭として確認することができます。
 その岩石は、旧石器時代、縄文時代に、加工しやすく刃物として使用するのに非常に鋭利になることから石材として多く利用されていました。この志久見川沿岸にそれらを使用していた人々が暮らしていた、いくつかの遺跡が形成されています。
 無斑晶ガラス質安山岩は、中野の露頭や長瀬新田の川原で見ることができます。旧石器時代の加用中条A遺跡は、この安山岩を使った石器製作遺跡です。さらに、今から15,000年前の縄文時代草創期の遺跡である横倉遺跡からは、無斑晶ガラス質安山岩製の石槍が10数本まとまって出土しています。
 この岩石は、現在でも爪石として石の愛好家に珍重されています。

よみがな
せっきとしてりようされたいわのろとう
種別
地質
所在地
長野県下水内郡栄村中野
緯度・経度
36:55:38.249910・138:34:25.042298
アクセス
栄村役場より車で約30分
トイレ・駐車場の有無
トイレ…無 駐車場…無
備考・その他
連絡先
栄村役場 … TEL 0269-87-3111