第3回苗場山麓ジオパークフォトコンテスト結果発表(仮)

栄村役場で行われた審査会

2月21日(水)小雪が舞う昼下がり、栄村役場会議室において、第三回苗場山麓ジオパークフォトコンテスト審査会が行われました。
長野県から秋山郷を中心に苗場山麓ジオパークを熟知する飯塚英春(日本現代写真家協会所属)さんと戸谷英利(日本現代写真家協会所属)さんを審査員に迎え今回もたくさん応募いただいた力作を一点一点丁寧に審査していただきました。

審査員には、苗場山麓ジオパーク推進室長である佐藤雅一も加わり、ジオパークや学術的観点からも作品を審査いたしました。
写真に関しての批評や撮影場所、季節についてなど様々な意見や今後の要望など非常に活気のある審査会となり、次回のフォトコンテストの方向性なども見いだせた非常に有意義な審査会となりました。

審査後様々な意見が飛び交いました

じっくりといろんな視点で審査

<審査委員> 
 飯塚英春(日本現代写真家協会所属)
 戸谷英利(日本現代写真家協会所属)
 佐藤雅一(苗場山麓ジオパーク推進室長)

審査結果は以下のとおりです。


最優秀賞

「紅葉の大滝」

撮影者 … 下 育郎

写真説明 … 雨と曇りの日が長く続いた秋だったが、紅葉と大滝のコントラストが大変美しい風景に出会えた。滝から流れ落ちた滝壺の水の青さにも心奪われる瞬間だった。

審査員から … 写真全体のバランスも手前においた紅葉で見事な遠近感が出ており、秋の大滝が非常によく表現されている。水量もちょうどよく、シャッタースピードも水の変化がはっきりと現れている。紅葉、滝壺の色も非常に美しくまさに決定的瞬間。ポスターなど大きくすればするほど引き立ってくる見事な作品。

ジオ賞

「秋を照らす」

撮影者 … 佐藤 吉晴

写真説明 … 鳥甲山には十数年前に登ったことがあり、ナイフリッジを通過するときの怖さが思い出されます。今年は久しぶりに秋山郷へ入り紅葉の写真をと思い、観光センターで情報を仕入れ車を走らせました。柱状節理がむきだしになっている場所に興味を抱き向かったのですが、あいにくの曇り空。それでも、我慢強く待っていると時折日が射してきました。この時と思いスポット的にたる光で、紅葉と山肌を撮影しました。

審査員から … 何度も見てきたこの景色だが、今まで見たことのない情景が映し出され、光の加減がとにかく素晴らしい。作者の思い入れがぎっしり詰まった作品なのが手に取るようにわかるが、特に注目したいのが青空に入れた手前の木々。斬新で撮影場所の情景も表現できている他、奥行きも感じられ見事な構図に仕上がっている。

エコ賞

「朝を映す鏡」

撮影者 … 大澤 朋恵

写真説明 … 6月の晴れた日の朝に撮影しました。竜ヶ窪の地上の木々と、朝日を浴びて水面に映し出される木々が、まるで顔合わせをしているかのような1枚です。地上の木々と水中の木々が互いに朝の挨拶を交わし、身だしなみを整えているかのようにも感じます。透き通った竜ヶ窪の池と澄んだ空気に、心癒されるひとときとなりました。

審査員から … 爽やかな季節感もよく表現された美しい作品。女性らしい観点でタイトルも素晴らしく作品全体が、引き込まれるような優しさでまとまっている。大半を占める色鮮やかな緑と鏡のように見事に写った水面、いかにも龍ヶ窪らしい象徴的な1枚。

カルチャー賞

「伝統の祭り」

撮影者 … 久保田 真一

写真説明 … 古くから受け継がれている伝統の祭り。ここにも老若男女、祭りを大切にしている人々が暮らしています。そして、祭りを楽しんでおられました。

審査員から … 伝統的な祭りを上手に組写真を使い、いろんなアングルから撮れていて、行かずとも情景が思い浮かぶような作品。何度も通ってこの伝統的な祭りを熟知した人だと思うが、各写真とも良いタイミングで撮られている。

スマホ・タブレット賞

「輝石の秋山郷」

撮影者 … 大塚幸一

写真説明 … 地域おこし協力隊としての活動に向かう途中で撮りました。思わずスマホのカメラを向けたくなるほどの美しさでした。

審査員から … 風景写真は一期一会であり、この一瞬を!そう思ったときにすぐに撮ることが出来るスマホをうまく利用し、雪国秋山郷の春がよく表現されている。若葉と残雪そして桜、季節の移り変わりが上手にフレーミングされている。


スポンサー賞

松屋賞

「石垣田のカタクリ」

撮影者 … 小林 幸一

写真説明 … 結東の石垣田に田んぼにも畑にも出来なかった石だらけの所にカタクリの群生ががありました。他の植物も育たない過酷な土地に花開いたカタクリと、そこを開墾した人々の血のにじむような努力を想い、シャッターを切りました。

川津屋賞

「春〜石落とし遠望〜」

撮影者 … 涌井 泰二

写真説明 … よく晴れた春の朝、秋成集落から石落としを撮りました。ちょうど菜の花が盛りでした。

栄村振興公社賞

「虹と大滝」

撮影者 … 山本 吉明

写真説明 … 前に大滝を撮影した時にどうしても違うアングルからも撮影したく、空から撮影してみました。透き通った水はとても奇麗で太陽光により虹も見る事が出来ました。

苗場酒造賞

「逆巻の千体仏像」

撮影者 … 金澤 奈緒美

写真説明 … 猿飛橋近くの河原で見られる柱状節理です。その姿が並んだ仏像のように見えることから千体仏像と呼ばれているそうです。遠く数万年前に海底火山から生まれたという自然の仏様は世の中の安泰を静かに祈っているかのようです。

わくい煎餅賞

「日本一長くて短い河岸段丘花火」

撮影者 … 佐藤 國夫

写真説明 … 全長約30キロメートル、打ち上げ時間わずか1分と「日本一長くて日本一短い」津南町全域を舞台とした、スケールの大きい花火が目の前に打ち上げられ、大きな歓声と拍手が沸き上がりました。

田舎工房賞

「雑魚川の紅葉」

撮影者 … 下 育郎

写真説明 … 鮮やかな紅葉が雑魚川を包み込んでいる。川底が透けて見える程の透明度の高い水が清らかさを表現している。木々の紅葉の美しさと、雑魚川の美しさはジオパークの宝でもある。

ニュー・グリーンピア津南賞

「下船渡本村の蛍」

撮影者 … 桑 原誠

写真説明 … 信濃川沿いの下船渡本村に蛍を撮りに行って来ました。午後8時頃からいっせいに飛んで、蛍の数の多さに驚きました。しばし童心に帰って撮っていたら耳たぶが蚊に刺されて腫れてました。ss20秒合成なしです。

道の駅賞

「鳥甲山麓の残雪」

撮影者 … 小坂幸平

写真説明 … 6月上旬鳥甲山から雪解け水の流れる滝に残雪を見る事ができる、場所によっては7月下旬までの凝るところもある、雪は溶けてなくなりますが急な山と雪の多いのもこの地域のジオパークの特徴ではないでしょうか。

旭商事賞

「豊作を願い畠の見廻り」

撮影者 … 小野塚 久

写真説明 … 先月植えた畠に初雪が降りもう根雪に成るのではと心配したが天気に成りひと安心。夕日をあびて畠の見廻りをする農夫です。

ワールドエコ賞

「初冬を映す」

撮影者 … 佐藤 吉晴

写真説明 … 淡く雪化粧した鳥甲山を天池は映していて、そのコントラストが素晴らしかったので、池を多めに配置して撮影しました。秋山郷は美しい自然に溢れています。

好月賞

「柱状節理の障壁」

撮影者 … 小林 健一

写真説明 … かつて苗場山が噴出した溶岩が、大規模な柱状節理となって断崖絶壁の一部に露出したものです。河岸段丘も発達しており、河床から頂部までは約330mもの高低差があります。雪解け期には、雪崩とともに柱状節理の一部の岩が音を立てて落ちることから「石落し」と呼ばれています。この「石落し」を正面に望む津南見玉公園は、苗場山麓ジオパークの認定に合わせて、地元集落の有志の方々が、木を伐り、草を刈って整備したものです。

さかえ倶楽部スキー場賞

「晩秋のブナ林」

撮影者 … 久保田 真一

写真説明 … 晩秋の秋山郷を訪ねました。前倉のブナ林は手付かずの自然のまま、秋色に染まっていました。そして、雨に濡れた道路が程よい情景の演出をしてくれました。


フォトコンテストの詳細

フォトコンテストチラシ表面(PDF)のサムネイル

フォトコンテストチラシ表面(PDF)

フォトコンテストチラシ裏面(PDF)のサムネイル

フォトコンテストチラシ裏面(PDF)

◆賞および副賞◆
○ 最優秀賞 … 1点
現金30,000 円
○ 優秀賞 … 3点
(ジオ賞・エコ賞・カルチャー賞)
10,000 円分相当の商品(魚沼産コシヒカリ10kg+ジオ商品)
○ スマホ・タブレット賞 … 1点
10,000 円分相当の商品(魚沼産コシヒカリ10kg+ジオ商品)
○ スポンサー賞 … 10 点 程度
各スポンサーが用意した商品

(注)賞について

  1. 各受賞作品はWEB 上で紹介します。また、ニュース誌や展示会の際に作品タイトルと撮影者氏名など一覧を表示します(表彰は行いません)。
  2. 「スマホ・タブレット賞」… ジオフォトがより身近でより親しみやすいものとなるよう、またチャンスを逃さない新たな視点の作品投稿につながるよう、携帯、スマートフォン等での撮影作品を対象に表彰します。
  3. 副賞のジオ商品は、トマトジュース・水・ジオ菓子・切手など選りすぐり苗場山麓ジオパーク関連グッズを事務局で選びお送りします。(商品は選べません)