甘酒村跡

甘酒村跡

甘酒村跡

甘酒村跡

 甘酒村は、大赤沢集落と小赤沢集落との間、硫黄川の左岸に位置していました。
 江戸時代、鈴木牧之による『秋山記行』には越後秋山郷と記録されていますが、現在は長野県栄村です。当時は2軒の家があったと書かれており、同時に、1人の老婆が「いらくさ」から繊維をとる図が描かれています。この繊維から編み上げられたアンギンという布で、用途に合わせてさまざまなものを作っていました。アンギンの起源は古く、縄文時代からあったとされていましたが、こういった文献で記録はあるものの、その現物が確認されず、明治の後半日本民俗学界においては「幻のあみ衣」とされていました。長らく幻とされていたアンギンは、昭和28年、小林存によって同じ秋山郷の結東集落でその存在が確認されます。
 鈴木牧之が訪れた後、甘酒村は天保の飢饉(1833〜1839)において住人が餓死し、廃村となったと言います。
 現在は、記念碑と石造物がならび、付近には当時の草津街道が残り、村が存在したことを今に伝えています。

よみがな
あまざけむらあと
種別
文化
所在地
長野県下水内郡栄村小赤沢
緯度・経度
36:52:26.380364・138:38:28.050498
アクセス
津南町役場より車で約45分
トイレ・駐車場の有無
トイレ…無 駐車場…3台
備考・その他
※降雪期は避けてください
連絡先
栄村役場秋山支所 … TEL 025-767-2202